偏差値38の高卒が有名通信制大学を最短4年で卒業

20代後半で通信制大学を卒業し大卒になりましたが…学歴コンプレックスは解消されず

有名通信制大学を卒業すれば就活で通学課程と同じ扱いを受けるのか?

近年、早慶やMARCHに設置されている有名通信制大学に注目が集まっている。働きながら学べる利便性や高い知名度がその理由だ。しかし、ごく稀に「通学課程と同じ大学なのだから、就職活動では学歴フィルターを通過できる」という主張を見かける。結論から言えば、それは誤解であり、通信制大学に対する実社会での評価は通学課程とは明確に区別されているのが現実である。

まず、制度的な違いが証明書類に明示されている。たとえ大学名が同じでも、通信制大学の成績証明書には必ず「通信教育課程」と記載されている。これは学歴の正式表記に含まれる情報であり、採用担当者の目に留まれば、通学課程とは別枠として認識される。また、通信課程は通学課程と学部・学科名が異なる場合も多く、学籍番号からも判別可能である。採用選考において「見ればわかる」違いである以上、「同じ大学だから同じ扱いになる」と考えるのは楽観的に過ぎる。

さらに、実際の就職先の傾向を見れば、通信制大学卒業生が大手企業に総合職として採用される事例は非常に限定的である。仮に大手に入社しても、その多くは専門卒・高卒でも入社可能な離職率の高い営業職や企画・事務補助職である場合がほとんどである。

他にも一部の成功例を拡大解釈し、まるで通信制課程でも通学課程と同等の評価が得られるように語るのは危険である。現実には、通信制大学全体に対する社会的評価は依然として厳しく、特に新卒一括採用市場では不利に働くことが少なくない。

もちろん、通信制大学での学びには大きな意義がある。働きながら学位を取得した努力や、自己管理能力の高さは評価されるべきだ。しかし、制度上の大卒と、実社会における「大卒扱い」は必ずしも一致しないという認識を持つことが重要である。

有名大学であっても、通信制課程を選ぶことの意味と現実を理解した上で、自分のキャリア戦略を立てる必要がある。名前に惑わされず、制度と社会のギャップを冷静に見極めることが求められる時代である。

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 通信大学生へ
にほんブログ村